当サイトで扱うまでにはまとまっていない直木賞関連情報を、だいたい週イチでアップする「
直木賞のすべて 余聞と余分
」を平成19年/2007年5月から始めました。こっちの本サイトの更新を怠らないように、心してやっていきたいものです。
平成24年/2012年2月5日
北原亞以子(第109回 平成5年/1993年上半期受賞) 直木賞をとる前にすでに、新人賞受賞にいたる長ーい努力と、そこからの長ーい苦節とを済ませてしまった人。
北原亞以子。『恋忘れ草』(平成5年/1993年5月・文藝春秋刊)で初候補、そのまま受賞。「ママは知らなかったのよ」での商業誌デビューから24年。55歳。 つい先日、アンケートを実施しました。「北原亞以子と直木賞、といわれて思い浮かべるキーワードとは?」。回答者のうち、9割以上の人が「鳴かず飛ばすの20年」と答えました。 ……というのはもちろんウソです。ウソですが、ここ3年ほど直木賞検定では「鳴...
平成24年/2012年1月29日
山本文緒(第124回 平成12年/2000年下半期受賞) 直木賞の候補になりそうにない本は意識的に出さないようにしていたとは。おお。ダークだ。
山本文緒。『プラナリア』(平成12年/2000年10月・文藝春秋刊)で初候補、そのまま受賞。「プレミアム・プールの日々」でのデビューから13年。38歳。 ここ数年の直木賞(いや、芥川賞)は、受賞者の記者会見がキーポイント。……だそうでして。11年前、平成13年/2001年1月の第124回のときにも、当然、記者会見は行われていました。 このときもひとりの記者が、会見の様子に苦言を呈しました。いま...
平成24年/2012年1月22日
河内仙介(第11回 昭和15年/1940年上半期受賞) 「直木賞をとったのに消えていった作家」第一号。……でもそれって、直木賞のせいなの?
河内仙介。「軍事郵便」(『大衆文藝』昭和15年/1940年3月号)で初候補、そのまま受賞。同作でのデビューから4ヶ月。41歳。 あ。「河内仙介なんて知らない名前だな」と、さっさと帰ろうとしたあなた。直木賞にご興味があるのですよね? ならば、ぜひ、この名を脳髄に叩き込んでからお帰りください。 「直木賞をとっても消えていく作家はたくさんいる」。そんな文章、読んだことありませんか。たいてい、文学賞な...
平成24年/2012年1月17日
第146回直木賞(平成23年/2011年下半期)決定の夜に
ガッチガチの本命受賞、けっこうけっこう。とって当たり前だからこその「本命」ですもんね、ってことで今夜18時54分ごろに、第146回(平成23年/2011年・下半期)直木賞は、つつがなく決まりました。 つつがなさすぎるきらいはありますけども。 文学の人たちの話題は、いつもどおり、どうぞ芥川賞のほうに向けてもらいましょう。「未来の文学」みたいなものとは無縁である直木賞は、しっかりその無縁感を発揮...
平成24年/2012年1月15日
第146回直木賞(平成23年/2011年下半期)予想賞について、選考経緯とご報告。
本日、平成24年/2012年1月15日(日)夕刻より、一部の人たちがかたずを呑んで見守る「第146回直木賞予想賞」の選考委員会が開かれました。その選考経緯をご報告いたします。 ご存じの方もいらっしゃると思いますが、念のため本賞について簡単にご説明いたします。 「直木賞予想賞」は、毎年1月と7月に、新進・中堅作家による作品のなかから優秀な大衆文芸を決める「直木賞(正式名:直木三十五賞)」に先立...