当サイトで扱うまでにはまとまっていない直木賞関連情報を、だいたい週イチでアップする「
直木賞のすべて 余聞と余分
」を平成19年/2007年5月から始めました。こっちの本サイトの更新を怠らないように、心してやっていきたいものです。
平成21年/2009年6月28日
「芸術としての文学」とは正反対にある、俗悪な散文すべて。――中村光夫「『わが性の白書』」
中村光夫「『わが性の白書』」 (昭和38年/1963年11月・講談社刊) このカテゴリーテーマはまだ2週目です。それなのに、早くも本題から外れた小説を取り上げてしまうのは、心の痛いかぎりです。 40数年前……と言いますから、直木賞でいえばちょうど第50回(昭和38年/1963年・下半期)を迎えたころのこと。話題作「『わが性の白書』」が世に登場しました。 しかし正直いって、ここには直木賞も、そ...
平成21年/2009年6月21日
受賞すれば名前が一躍メジャーになり、親戚連中を見返せる。――東野圭吾「もうひとつの助走」
東野圭吾「もうひとつの助走」(平成17年/2005年4月・集英社刊『黒笑小説』 所収) 「直木賞を描いた小説」、新たな定番といえば、これでしょう。「もうひとつの助走」です。 パロディものです。こういう類の作品を、知ったかぶりして講釈たれるのは、心底はずかしい。要はパロディものなんて、元ネタになっているモデルや本家を知っている人だけが楽しめればいいわけであって、わざわざ解説するなんざ愚の骨頂。ほ...
平成21年/2009年6月21日
第3期は、「直木賞」を描いた小説たち。……ちょっとネタ切れが心配ですけど
絶対に直木賞のこと以外は書きません、ってだけが取り柄の本ブログは、現在3年目を進行中です。 先週までと同じく、これからもしばらくは、いろんな小説を取り上げていきたいんですが、視点をチョコっと変えてみます。「直木賞」は、じっさいどういうふうに見られ、どう思われてきたのか、それを知るために、「直木賞」のことを描いている小説に目を向けてみよう、って寸法です。 そうは言っても、ワタクシも、そんなにネ...
平成21年/2009年6月14日
新しさや斬新さが何もないのだとしても、それが小説として劣っていることにはなりません。 第140回候補 北重人『汐のなごり』
【歴史的重要度】… 3 【一般的無名度】… 3 【極私的推奨度】… 4 第1...
平成21年/2009年6月7日
とある組織をあたふたさせた、一人の女の余計な発言と、一人の男の怒り。 第128回候補 横山秀夫『半落ち』
【歴史的重要度】… 5 【一般的無名度】… 1 【極私的推奨度】… 3 第128回(平成14年...